クリーニング屋さんへのクレームの入れ方

こんにちは クリーニング屋の壁下です。 今日は久しぶりにクレームに付いて書こうと思います。
クリーニング屋はクレームが多い というのが常識となっております。僕はそうは思わないですけどね。
でも世間一般では多いです。でも昔程クレームが減りました。理由は防犯カメラとSNSでの発信です…

数年前にあった大阪での土下座事件… コンビニ土下座強要事件

防犯カメラもあり店側が物言える立場になりました。泣き寝入りなんて絶対しない。そんな時代です。
また、土下座強要=逮捕ということが明確になりました。また、威嚇なども逮捕対象です。お客様=神様が少しずつ対等になって来ました。ちなみに僕は対等だと思っています。じゃないとクリーニング屋はやっていけない。
理由はクリーニング料金に対して、補償金額が大きいからです。 2000円のクリーニング代しか頂かないのに、20万円相当弁償とかもあり得ます。だから、『絶対に大事にしてね』というお客様には絶対は無いとお伝えします。
だって、洋服はいつかは破れるし、糸が切れる場合もあります。車だって故障するものです。布の洋服にも絶対なんてないです。そこまでリスクは張れません! もちろん、常連さんは絶対にそんな事は言いません。新規のお客様が多いです。
しかし、クリーニング屋の立ち位置をしっかりするために、説明してからクリーニングとなります。

クリーニング屋にクレームを言うなら…

1、クリーニング屋にクレームを言うならまず冷静に伝えましょう!
ここで怒ってしまうと僕たちは話を聞くことは避けます。用件だけ聞きます。だって冷静じゃ無いですからね…

2、自分の意見をしっかり言う 
どうして欲しいのか?? もう一度仕上げ直して欲しい、洗い直して欲しい、染み抜きをして欲しい。
染み抜きの場合はアップチャージかかる場合もあります。 あと時間を貰えるとクリーニング屋さんは安心します。

3、弁償してくれは絶対に言っては行けない 
たまに『弁償して欲しい』と言って来る人がいます。弁償するしないはクリーニング業者が判断します。絶対に弁償してくれ!なんて伝えないことをオススメします。今まで弁償してくれ!って言ってくる人は相当な方しかいません(笑)
『弁償して欲しい』と発言する人 = 相当なクレーマー と思われます。
思っていても言わないようにしましょう!

4、誠意を見せろ!と言わない 
誠意を見せろ!というお客様もたまにいます。人それぞれ誠意が違うものですので僕たちは???しか思い浮かびません。
謝罪なのか? そこは伝えて頂くとありがたいです。

 

洋服には賠償基準が決まっている

例えば、100万円で購入した車が10年後同じ100万円の価値はありません。洋服も同じで購入したから何年かでその洋服の価値が判別されます。着用していなくても価値は下がります。

5年前に10万円で購入したスーツの現存価値

一番上の段 スーツ夏物 耐用年数 3
その2段下 スーツ冬物 耐用年数 4 と分けられます。
つまりスーツは 『大体4年程着用出来ますよー』という意味です。

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そこから、使用頻度=消費月数によって 補償割合が決まります
補償割合A級(めっちゃキレイな状態)でみると

10年前の10万円で購入したスーツは21%の価値があることになります。
つまり21000円です。
状態によりますが、3000円〜21000円の価値があると決められています。
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もちろん、購入した証拠も必要です。無い場合はメーカーさんが発売した日から換算します。

100%戻って来ない
中には全額弁償して欲しい、電車賃も弁償して欲しい という人もいました。
でも、そこまでは相談に乗れません。

言ったもん勝ちでは無い。

僕たちもお仕事です。ミスをすれば全額弁償する覚悟で日々クリーニングしています。
しかし、心ない方もいるのも事実。その場合は毅然と向き合います。時間も掛けます。
近所中に言いふらすからな! っていう人もいました。それでも構わない。間違ったことはしていません。
クレーマーが出現したら徹底的に戦います。

だから、みなさんクレーマーにはならないでね。
クリーニング屋さんにも温かくしてあげてね♪


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壁下 陽一
大阪府羽曳野市にある工場付き店舗と阿倍野区にある直営店の2店舗経営する(有)クリーニングビー代表取締役です。  店舗運営に加えて宅配クリーニングにも力を入れる。洋服のクリーニングだけではなく、洋服のメンテナンス方法を分かり易くブログで紹介しています。 たまにブログやFacebookの使い方講座などの講演活動も行っています。